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コージェネ大賞2022(久留米市庁舎)

久留米市庁舎 コージェネレーションシステムの導入及びコージェネ大賞2022について

都市ガスを利用されている久留米市庁舎では、ガス式の吸収式冷温水機にて空調を行っていましたが、2020年度の設備更新に合わせて35kw発電可能なコージェネを合計6台新規で導入しました。

2022年度には、コージェネ財団へ久留米市様と当社の連名にて、コージェネ大賞2022へ応募し、民生部門特別賞を受賞しました。

コージェネ大賞とは、新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などにおいて優れたコージェネレーションシステムを表彰することにより、コージェネの有効性について社会への認知を図るとともに、コージェネの普及促進につなげることを目的に2012年度より開始された表彰制度です。

受賞事業の概要

久留米市様は、地球温暖化対策実行計画を策定し、コージェネの導入や既存建築物のZEB化といった市有施設における低炭素化技術の導入を進めています。久留米市庁舎の空調は竣工から25年経過し更新改修が必要でした。空調能力の見直しによる熱源のダウンサイジングに加え、総合効率の高いコージェネを空調熱源の核とした複合熱源空調へ改修することで、大幅な省エネとCO2削減の達成に加え、空調負荷変動にも柔軟に対応できる空調システムを構築しました。空調熱源には、コージェネ以外にも排熱投入型吸収式やチラーユ ニットを備えていますが、コージェネの総合効率の高さを活かすため、冷暖房ともにコージェネをベース熱源とし、残りの熱源を季節と空調負荷に応じて最も効率的な熱源を選択して運転する仕組みを構築しました。本事業により、空調によるCO2排出を2018年度比で198t-CO2/年(約31%)の削減を達成されております。なお、導入に際しては環境省の補助金を活用することで、久留米市様の財政負担軽減に繋がっております。

◆詳しくは「コージェネ大賞2022優良事例集」をご参照ください。

◆久留米市様のHP上でも、同様に紹介がございますのでご参照ください。
久留米市:「2022年度コージェネ大賞」特別賞を受賞しました!

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